婦人科診療について
女性の一生を通しての「かかりつけ医」として当院をご利用ください。気になる体調の変化や心配なことなど、からだが何となく変だと感じたら、早めの受診をおすすめします。
当院では婦人科手術は行っていないため、患者さまに、より高度な医療が必要と判断した場合は、連携した医療機関への紹介や診療依頼を行います。
当院では次の診療内容でお応えしています。
婦人科一般外来
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月経異常
- 月経困難症
- 生理痛がひどい
- 過多月経
- 生理の出血が多くて困る
- 無月経
- 生理が来ない
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月経前症候群(premenstrual syndrome:PMS)
- 月経前不快気分症侯群(premenstrual dysphoric disorder:PMDD)
※とくに精神状態が強い場合 -
月経前、3~10日の間続く精神的あるいは身体的症状(月経開始とともに軽快ないし消失する)
精神神経症状として情緒不安定、イライラ、抑うつ、不安、眠気、集中力の低下、睡眠障害、自律神経 症状としてのぼせ、食欲不振・過食、めまい、倦怠感、身体的症状として腹痛、頭痛、腰痛、むくみ、 お腹の張り、乳房の張りなど
- 月経前不快気分症侯群(premenstrual dysphoric disorder:PMDD)
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- 月経移動の相談
- 生理の時期をずらしたい
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- 不正出血
- 生理以外に出血がある
- おりもの異常
- 量が多い かゆみがある
子宮頸がん検診
当院は富士見市・ふじみ野市・三芳町の子宮がん検診の指定医療機関です。
婦人科良性腫瘍のフォローアップ
- 子宮筋腫
- 子宮内膜症
- 卵巣嚢腫
更年期障害の相談・治療
避妊相談
- 低用量経口避妊薬(ピル)・緊急避妊(アフターピル)の処方
- 子宮内避妊用具の装着
中・高生のための“妊娠なんでも相談”

不妊症の相談や治療は恵愛生殖医療医院を受診ください。
予期せぬ妊娠で悩まれている方へ
当院では、女性のからだと心の健康を第一に考え、「人工妊娠中絶」に関するご相談やその処置に応じています。思いがけない妊娠に悩まれている方は、お一人で抱え込まずに、まずはご相談ください。
人工妊娠中絶
人工妊娠中絶とは、妊娠を意図的に中断する医療行為で、法律で定められた条件のもとで行われます。日本では母体保護法に基づき、妊娠22週未満までが対象となります。
保険適用外のため自費診療となります。
〈中絶の種類と方法〉
妊娠週数により処置の方法が異なります。
医師が診察や超音波検査などにより、妊娠週数を確認します。
ご希望や健康状態、妊娠週数に応じて、適切な方法を医師がご提案いたします。
中絶後は回復状態を確認し、避妊の相談にも応じています。
[1] 初期中絶(妊娠11週6日まで)
手術による中絶(子宮内容除去術)
手術により子宮内の胎児や胎盤などを取り除く方法です。当院では吸引法による手術を行います。吸引法は掻爬法(そうはほう:器具で掻き出す方法)に比べて、安全性が高く、からだへの負担も比較的軽い方法として、世界的にも広く採用されています。静脈麻酔を使用し、眠っている間に処置は終了します。
- 費用
- 妊娠10週まで(日帰り) ¥143.000
妊娠11週(1泊入院) ¥165.000
お薬による中絶(経口中絶薬)
妊娠9週0日までは、手術または経口中絶薬のいずれかを選択できます。
それぞれにメリット、デメリットがありますので、医師と相談してお決めください。
経口中絶薬の場合、2種類の薬(ミフェプリストン・ミソプロストール)を組み合わせて服用します。1剤目を院内で服用後、帰宅、翌々日に来院していただき2剤目を服用します。
そのまま入院して排出を待ちます。居住地域により自宅待機も可能です。
- 費用
- 自宅待機の場合 ¥155.000
入院待機の場合 ¥165.000
[2] 中期中絶(妊娠12週~21週6日)
この時期の中絶は「出産に近い形」で行われるため、4~5日程度の入院が必要となります。
子宮口を拡張する処置を行った後、子宮収縮剤を使用して陣痛を起こし、胎児と胎盤を娩出します。役所へ死産届の提出、胎児の埋葬が必要になります。
費用は、入院日数や使用薬剤によって異なります。詳しくは受診時にご説明いたします。
- 医療連携施設
- 埼玉医科大学総合医療センター
- 埼玉医科大学付属病院
- 防衛医科大学校病院
- 日本大学医学部付属病院 他